沖縄振興調査会、西普天間基地跡地における 国際医療拠点化等推進小委員会及び美ら島議員連盟合同会議 (2017.5.10)

沖縄振興調査会、西普天間基地跡地における国際医療拠点化等推進小委員会及び美ら島議員連盟合同会議が開催されました。
猪口 邦子 会長
山本 一太 小委員長
細田 博之 議連会長
より挨拶をいただき、
自民党沖縄県連  島袋 大 自民党沖縄県連政調会長
沖 縄 県      翁長雄志 知事
宜野湾市     佐喜眞 淳 宜野湾市長
琉球大学     大城 肇 琉球大学学長
よりヒアリングを行いました。
県からは次のような「経済財政運営と改革の基本方針2017(仮称)」における沖縄振興への位置付けについての要請がありました。

1、国家戦略として沖縄振興策を総合的・積極的に推進
2、沖縄科学技術大学院大学(OIST)等を核としたグローバルな知的・産業クラスターの形成の進展
3、西普天間住宅地区跡地における沖縄健康医療拠点の形成など、駐留軍用地の跡地利用の推進
4、全国と比べて深刻な沖縄の子どもの貧困問題を早急に解消するため、子どもの貧困対策を沖縄振興策の重点的な取組として推進
5、県内産業の成長発展に資する、大型MICE施設、航空機整備施設及びクルーズ船受入体制の整備などの取組を推進

私からはこれまでの沖縄の医療の背景には、戦後マラリア、フィラリアを撲滅し、米軍統治下で公衆衛生の普及が沖縄の長寿に役立ち、また感染症など亜熱帯での研究が、沖縄科学技術大学院大学や琉球大学、沖縄綜合科学研究所、OPバイオなどとの連携が創薬につながると発言し、アジアの流動的な人材育成により世界への貢献が期待される医療拠点にしていただきたいと。

そして、以前検討されていた重粒子線の件を県に質問しました。
また3月24日の『北部地域における基幹病院』の市町村住民総決起大会が行われたなど、医師不足に向けて医師派機能への強化も考えてほしいという発言をしたところ、知事より北部医療は今年中に何らかの形を整えるという答弁がありました。

琉大医学部の移設と国際医療拠点の形成は沖縄振興に大きく寄与すること間違いありません。全力でがんばります。

 

 

会議後、改めて翁長知事、佐喜眞宜野湾市長、大城琉球大学学長より要請を受けました。
翁長知事より「経済財政運営と改革の基本方針2017(仮称)」における沖縄振興の位置付けについて、更に、佐喜眞市長、大城学長を含め「西普天間住宅地区における跡地利用の推進について」要請書を受け取りました。