環境大臣政務官の引継ぎ(2017.8.8)

8月7日に、この度の内閣改造による新たな環境副大臣と環境大臣政務官が任命され、新政務官への引継と、環境省への最後のご挨拶をしてきました。
私の後任は、笹川博義先生になりました。笹川先生は党の環境副部会長も経験され、環境問題に対する熱意も非常に高い方ですので、安心してバトンタッチできました。

思い返せばこの1年間、長いようで、本当にあっという間でした。山本大臣のリーダーシップの下で、関副大臣、伊藤副大臣、井林政務官とともに、微力ながら環境行政が少しでも前に進むようにと邁進してきました。

就任間もない時期には、今や日本で一番有名な国際協定「パリ協定」の締結が実現し、世界の気候変動対策が新たなステージに入ったその瞬間に環境大臣政務官として立ち会うことができました。
地元やんばるでは、地域の皆様のご協力により国立公園指定が実現し、世界自然遺産登録へ向けて確実に前進しました。
先の通常国会では、カルタヘナ法、土壌汚染対策法、種の保存法などの改正法案の国会審議において答弁に立ち、なんとか全ての法案が成立いたしました。
そして何より、沖縄だけでなく、グレートバリアリーフなど世界規模で問題となったサンゴの大規模白化について、山本大臣のご指示による緊急対策会議の開催、そしてパラオとのサンゴ保全に関する協力体制の強化に積極的に取り組ませていただきました。

もちろん、これらの他にも数え切れないほどのお仕事に携わることができました。無事に環境大臣政務官の任を全うできたのも、環境省職員のサポートはもちろん、地元で応援してくださった皆様の声が大きな力になりました。
環境省を離れることになりましたが、引き続き環境行政にも精一杯取り組んでいきたいと思います。
笹川政務官、後はよろしくお願いします!

政務官の席で最後の記念撮影

引継書への署名

環境省の皆様へ、退任のご挨拶

新旧副大臣・政務官への森本次官からのご挨拶

政務官室の渡邊さんから大きなお花をいただきました

環境省の皆さんが最後までお見送りしてくれました